我が社は、改善基準告示を遵守する事こそ、
安全な輸送につながるものと考えます。
我が社は、兼ねてより法令遵守に取り組んでまいりました。
しかし、道路状況、荷積み待ち時間、荷降ろし待ち時間などが原因で運行計画通りに遂行されなかった場合、事前に運行管理者からドライバーへ教育と指導を行っていても、対応できず、結果的には法令違反になっていました。
現実的には、ドライバーが日々変化する状況の中で改善基準告示を理解して、独自で考えて実行に移し遵守する事は不可能でした。
これらの実態を踏まえて我が社では独自で法令を遵守、促進できるシステムを作り特許を取得しました。(別ページ参照)
このシステムは、デジタコを利用したものであり、ドライバーが法令違反をする前にリアルタイムで遵守するための具体的な条件(時間・時刻)等をデジタコの車載器に表示し遵守を促進できるものです。
このシステムを利用して、かなり成果が出てドライバーの負担が軽減され交通事故も皆無です。
交通事故が減少した最大の要因は、改善基準告示を遵守した運転を実行した結果だと思われます。なぜならば、本来改善基準告示はドライバーが集中して運転できる限度を定めてあるからです。又、各ドライバーが、一定の規則の中で、運転を実行することは、個々の性格、感情、心理状態が運転に反映されにくくすることにもなり、運転が標準化され、事故の減少にも繋がると思います。
以上のように、我が社では安全に対してはドライバーが集中して運転できる環境(=改善基準告示の遵守)を、精神論ではなく、システムとして作ることが継続した安全な輸送につながるものと考えております。